母を介護している時、ふとワタクシの手が母の手に触れましたのございます。
すると母はこう申したのでございます。
「まあ冷たい手!あなたは心が冷たいから手も冷たいのよ」ですと!
なんでやねん!
虐待するでもなく、嫌味言うでもなく、姉に当たるでもなく、母を優しく介護しているのは何を隠そうワタクシではございませんか。
母の言葉に心がひんやりして泣けてきたのでございますが、そうでございます、私の母という人はそういう人だったのでございます。
昔から人の恩をありがたがるふうはなく、口を開けば人の悪口、それは姉にもしっかり伝染していて、姉も二言目には人の悪口ばかりを言っているのでございます。
ってまあ、あらら、ワタクシも母と姉の悪口を言っているではありませんか、おホホノホ
お恥ずかしゅうございます。
そんなこと言うなら介護なんてヤメタルワといいたくなる気持ちをぐっとこらえて、今日も今日とて介護に暮れておりますのでございます。
でも不思議なのは、なんで母を私に押し付けて逃げてしまった姉のことを母は決して悪く言わないのでございましょうね?
押し付けたってことはうすうす感じてると思うんですが、認知症も交ざっているので、そこまでは感じていないのございましょうか?
っつうことはでございますよ、姉は逃げ得、私は逃亡に失敗した捕虜でございますんですかね?
ところで、あの~・・・手が冷たい人は心が温かい・・・じゃなかったでしたっけ?
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